商品を売り込もうとした時には「広告」を作成してその商品の魅力を伝えるかと思います。
その商品を「魅力的に見せられるか」というのは非常に重要であり、「きれいに撮影・加工された写真」と「心を打たれるキャッチコピー」は
必要不可欠です。
これは広告の仕上がりだけの話ではなく、商品にかける企業の想いや意気込みが感じ取れる重要な部分でもあります。
逆になにも考えずに撮られたであろう画像をそのまま使ってしまったり、商品に対する「想い」が感じられないコメントを載せてしまう事は
避けるべきだと思います。たった1枚の写真でも、そこから「企業の姿勢」が感じ取れてしまうからです。
広告やホームページは例えるなら「玄関」と同じで、お客様を招き入れる為に常に気を配っておかなければいけない場所だと考えております。
そんな重要な場所で手を抜いてしまったら「やる気がなく、信憑性のない胡散臭い広告(企業)」と思われてしまっても仕方がありません。
ホームページや広告などに掲載する写真は「加工・補正・修正」をする事をお勧め致します。
結婚式のウェルカムボード用に撮影した写真。せっかくのベストショットなのに画像が暗い!さらに観葉植物の葉っぱが写ってしまった・・・
こんな残念な思いをした事はありませんか?諦めないで!こんな時こそ「photoShop」の出番です。
邪魔だった観葉植物の葉っぱを取り除いて、窓から強い日差しが差し込んだ風合いに全体の色彩を調整をしました。
最近では「画像の合成」が簡単に行えのアプリがありますが、完成した画像のクオリティーは極めて低く、「遊び」の領域でしかないと思います。
ブログやSNSに記載するのでしたら「遊び程度」でも構わないかと思いますが、企業や店舗がホームページや広告に掲載させる為の画像ではそうはいかないかと思います。
パーツはIllustratorで作り、PhotoShopで質感などを修正加工して「リアル」を追求しています。PhotoShopを上手に使えば、そこに存在していない物でも存在している様に作り込む事ができます。
ガレージに止めたステージアのフロント部分にGT-Rを合成加工したものです。
合成するGT-Rのボディーはステージアと同じブラックですが、屋外に止めてあるので反射からグレーっぽくなっています。その色を補正して、なおかつカラーバランスを調整しながら違和感のない風合いに仕上げました。
若干ですがGT-Rの角度を上向きに修正して、ステージアと馴染ませています。更に白のボカシを書き込んで両壁や天井のホワイトボードが映りこんでいる様に加工調整して、余分なハイライトを削除しています。
希望通りの写真を撮るのって意外と難しいですよね。
広告やSNSなどに載せる為に撮影した松本城の写真ですが、空が曇った状態で全体的に寒々しい印象になってしまい、いまいちパッとしませんね・・・
真ん中の画像では白く曇った空の部分を消して、新たにグラデーションで青空を表現しています。そこにオリジナルの「雲ブラシ」で雲を書き加えてコントラストやレベルなどを調整して真夏の晴天の様に加工をしました。これなら見栄えが良いですね!
左の画像は同じ要領で夕日の感じになる様に加工をしてみました。映画「3丁目の夕日」みたいで、どこか懐かしさが感じられる素敵な感じに仕上がりました。
【間違い探し】
左の写真と右の写真では間違った(加工をした)箇所が7つあります。全部見つけられるかな?
答えはブログに載せていますので、是非答え合わせをしてみてください。https://ameblo.jp/design-151a/entry-12436251104.html