企業や店舗がマスコットキャラクターを利用することで、以下のような効果が期待できます。
① 企業の認知度を向上させる。
② 商品やサービスの認知度を向上させる。
③ 他社との差別化が図れる。
④ イメージアップ効果が期待できる。
⑤ コミュニケーションツールとして販売促進を促す。
近年では地方自治体や大手企業に留まらず、学校関連や中小企業・個人商店など多種多様な業種で認知度の向上やイメージアップ効果、更には
コミュニケーション効果を得る手段としてオリジナルの「マスコットキャラクター」を活用するケースが増えてきています。
楽しいキャラクターを使うことでお客様間での口コミとしても広まりやすく、絶大な広告効果が見込まれます。
多額の広告宣伝費を投じられない中小・個人店舗においては、少ない費用で大きな宣伝効果が望める有効的な「販売促進ツール」となりえます。
まさにマスコットキャラクターは企業にとっての「広報担当者」なのです。
誕生したキャラクターには色々なお仕事を与えてください。幅広く展開することで、より大きな効果が期待できるかと思います。
「柴田電器有限会社」に新しい仲間が加わりました。
作成のコンセプトやこの子の活躍を参考例として見ていきたいと思います。
【作成のコンセプト】
①「柴田電器」なので柴犬をモチーフにしたキャラクターを作って欲しい。
②季節に応じた着せ替え(クリスマスやお正月など)も考えているので、2頭身
のキャラクターがいいかな。
③工具を持たせて欲しい。
お団子みたいな手ではなくて、ちゃんと持っている感じにして欲しい。
④どこかに社名とロゴマークを入れて欲しい。
これらの希望をもとに完成したのが右のキャラクターです。
この新しく誕生したかわいい「広報担当者」にお仕事をしてもらいましょう。
ホームページのヘッダー(タイトル画面)はホームページの玄関みないな物ですので、非常に重要な部分になってきます。
このヘッダー部分にはブランドイメージとなる「社名」や「ロゴマーク」などを視覚的に配置させて企業イメージを向上させる目的もあります。
写真と文字で構成されたヘッダーを多く見かけますが、誠実なイメージはありますが少し堅苦しく見えてしまう場合もあります。
デザインは変えずに簡単なイラストと「マスコットキャラクター」を付け加えただけで、そのイメージがガラリと変わってきます。
この2つのヘッダーデザインを見比べた時に、どちらの会社が印象に残りますか?
初めて電話する会社って「ちゃんと対応してくれるかしら・・・」とか「無愛想だったら嫌だな・・・」など、色々と不安が多いかと思います。
かわいいキャラクターを用いて、お客様が問い合わせしやすい様な視覚効果を図る事も重要になってきます。
名刺はお客様にお渡しする大切なツールです。そして他社との差別化を図るにはもってこいのアイテムだと思います。
名刺はとても重要な広告宣伝ツールです。お客様に会社や自分のことを覚えてもう為には印象に残る名刺であることが重要になってきます。
このとき印象に残る名刺を渡すことができれば会社や自分を覚えてもらうきっかけとなり、他社に差をつけられるかもしれません。
また、捨てられない名刺である事も大切な要素の1つになってきます。
かわいいキャラクターが描かれた名刺は捨て辛く、好印象を与えてくれて再び手に取ってもらえる確率が高くなります。
でも、目立たせることばかり気にして、コテコテにデコレーションを施してしまわない様に気をつけなくてはいけません。
名刺とショップカードは違います。「名刺=ビジネスツール」という一線を越えてしまわない事が大前提です。
黒やピンクなどのカラフルな名刺やギャル文字の様な書体を崩した物は「なんかチャラい」とか「胡散臭い」いう様に逆効果になってしまう場合もありますので、そのデザインには注意が必要です。さり気ない「ワンポイント」程度が1番良いかと思います。
かわいいキャラクターのある看板はそれだけでも人の目を惹きます。
看板のデザインで重要なのは「シンプルで目立つこと」です。パッと見ただけで印象に残る事がポイントになってきます。
ゴチャゴチャと色々な事を書くのではなく、必要最低限の情報と「マスコットキャラクター」を配置させる事で、その効果は明確です。
お店独特のイメージを持ったマスコットキャラクターをつける事により、遠くからでも視界に入りやすい効果があります。
また、キャラクターの場合は文字と違って画像で入ってくるので記憶にも残りやすく、他社との差別化が図れます。
車体の側面に大きくキャラクターと社名を掲載すれば、まさにそれは「走る広告塔」です。
社名のみを記載した車両は多く見ますが、イメージカラーで綺麗にペイントされた車体に「マスコットキャラクター」を描いた営業車は
それだけでインパクトがあり、他社との差別化が図れます。多額の広告宣伝費をかけなくても、現場間の移動で走っているだけで「宣伝効果」
が見込めるのが大きなメリットです。
最近ではペイントではなくラッピングシートやステッカーシートに印刷して車体に張る方法が一般的です。
リース車両などでも施工できる場合もありますので、手軽さや初期費用も削減できるかと思います。
オリジナルキャラクターを作ると、その関連グッズを作って販売してみたくなるものです。
でも、販売して買ってもらえる様になるには、店舗や商品を宣伝する販売促進以外の活動が必要になってきます。
それはブログやツイッターなどのSNSを駆使してキャラクターに「ファン」をつける事です。これをしないとキャラクターグッズは売れません。
ここでの「グッズに活用」というのは販売を目的とした物ではなく、キャンペーンやイベントの際にお客様にプレゼントする贈答用や
ブルゾンやジャンパー・工具や書類を入れる巾着・資料や明細書を入れるクリアファイルなど、社内で使う物の事です。
(クリアファイルなどはお客様から欲しいと言われる事もありますので、宣伝効果も兼ねたデザインにする方が理想的かと思います)
ブルゾンやジャンパーはそれを着て歩いているだけで宣伝効果がありますので、特にお勧めできるアイテムです。
単に社名が記載されただけのジャンパーでは誰の印象にも残りません。
思わず振り返ってしまうデザインを考えた時に、キャラクターの存在というのは必要不可欠になってきます。
如何でしょうか?
マスコットキャラクターは色々な展開する事で宣伝効果を向上させますし、アイデア次第ではそのキャラクターの知名度が上がります。
認知度の上昇に併せて、企業や商品の知名度も自然と一緒に上がっていくところがイメージキャラクターの凄いところです。
まさにマスコットキャラクターは優秀な広報担当者ではないでしょうか。
制作費用には大きな幅があり、数千円で作っている個人もいれば数百万円で作っている大手広告代理店の様な企業もあります。
「大手=人気がでるキャラクター」とは限りません。まずはどんなキャラクターを想定しているのかを社内でよく話し合ってください。
そしてどんな事でも親身になって対応をしてくれるデザイナーを選ぶ事が大切です。
なぜならキャラクターというのは作って終わりではなく、そこから育てていくことが極めて重要になってくるからです。
継続して相談や依頼ができるデザイン会社やデザイナーの存在が大きな要素にもなってきます。
結果が出ないからといって、コロコロ変えたら駄目です!
最初に持たせたコンセプトは決してブレることが無く、社員全員で共有しながら長い期間をかけて育てていく事で初めて成果が生まれてきます。
その為の費用も当然必要になってきます。むしろ初期費用よりも、そちらに重点をおいて考えた方が良いかと思います。
上手く活用できたら、その効果は計り知れない物になってくるでしょう。